ウィナーズ投資法は、マーチンゲール法・ココモ法・モンテカルロ法を代表とする増額投資法の1つです。
チャレンジするには紙とペンを用意するところからはじめます。ウィナーズ投資法はモンテカルロ法に似た側面があります。
世界で最も有名な増額投資法でもあるマーチンゲール法のリスクを大きく削減させ、その一方では利益を追求した投資といわれています。
ウィナーズ投資法をネット検索すると、ギャンブル、FX、バイナリーオプションなどのサイトが数多くヒットします。それだけ有名な投資法といえるのですがやり方は覚えられても意味を理解することは難しいと思います。
FXなどの投資の世界ではウィナーズシミュレータなどというシステムも提供されています。理論を判ろうとすることは避けて正確なやり方を覚えて実戦で試していくのがいいと思います。
このページでも理論については触れませんし、そんなものは数学者に任せておきましょう。
ウィナーズ投資法の使い方
まずは紙とペンを用意します。ルールは下記だけです。2倍配当のベットのみに有効です。
- 最初は1(1単位)にします。1単位の数字を大きくする程リスクは大きくなります。以降は数字のみ記載します。
- 「1」を紙に書きます。賭けて勝てば終了です。負けた場合もう一度「1」を賭けます。表記は(1 1)になります。ここで勝った場合左端の数字を消します。(1)となりセット終了です。
- ここで2連敗した場合、3回目は左端の数字を2倍した数字を賭けていきます。表記は(1 1 2)になります。それ以降、勝った場合は左端の数字を消して、再び左端の数字の2倍を賭けます。負けた場合は消さないで左端の2倍を賭けます。連敗が続くと表記は(1 1 2 2・・)となっていきます。
- 数字が無くなった時点で1セット終了で最初に戻ります。
上記では判りにくいと思いますので例題で記載方法をシュミレーションしていきます。
勝敗の流れは 敗 敗 敗 敗 敗 勝 敗 勝 勝 勝 勝 勝 とします。
- 賭け金1を賭けます。負けました。紙に1と書きます。
- 2回戦までは1を賭けるので1を賭けます。負けました。連敗です。紙に1,1と書きます。
- 3回戦です。紙に1,1と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。負けました。紙に1,1,2と書きます。
- 4回戦です。紙に1,1,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。負けました。紙に1,1,2,2と書きます。
- 5回戦です。紙に1,1,2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。負けました。紙に1,1,2,2,2と書きます。
- 6回戦です。紙に1,1,2,2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に1,1,2,2,2と書いてある左端の数字を消します。
1,1,2,2,2となります。 - 7回戦です。紙に1,2,2,2と書いてあるのでで左端の数字の2倍を賭けます。負けました。紙に1,2,2,2,2と書きます。
- 8回戦です。紙に1,2,2,2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に1,2,2,2,2と書いてある左端の数字を消します。
1,2,2,2,2となります。 - 9回戦です。紙に2,2,2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に2,2,2,2と書いてある左端の数字を消します。
2,2,2,2となります。 - 10回戦です。紙に2,2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に2,2,2と書いてある左端の数字を消します。
2,2,2となります。 - 11回戦です。紙に2,2と書いてあるので左端の数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に2,2と書いてある左端の数字を消します。
2,2となります。 - 12回戦です。紙に2と書いてあるのでこの数字の2倍を賭けます。勝ちました。紙に2と書いてある左端の数字を消します。
2となります。数字が消えたのでセット終了です。
上記を表に賭け金と損益を入れて表にしてみると下記になります。
●シュミレーション表①
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 数列 | 損益 |
1 | 1 | 敗 | 1 | -1 |
2 | 1 | 敗 | 1,1 | -2 |
3 | 1X2=2 | 敗 | 1,1,2 | -4 |
4 | 1X2=2 | 敗 | 1,1,2,2 | -6 |
5 | 1X2=2 | 敗 | 1,1,2,2,2 | -8 |
6 | 1X2=2 | 勝 | -6 | |
7 | 1X2=2 | 敗 | 1,2,2,2,2 | -8 |
8 | 1X2=2 | 勝 | -6 | |
9 | 2X2=4 | 勝 | -2 | |
10 | 2X2=4 | 勝 | +2 | |
11 | 2X2=4 | 勝 | +6 | |
12 | 2X2=4 | 勝 | +10 |
いくつかのパターンを同様に表で記載します。
●シュミレーション表②
1が残ったので原点復帰でセット終了です。これが2だったら継続です。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 数列 | 損益 |
1 | 1 | 敗 | 1 | -1 |
2 | 1 | 敗 | 1,1 | -2 |
3 | 1X2=2 | 勝 | 0 |
●シュミレーション表③
最後は強引に連勝させて終わらせた感がありますが、途中に勝ち負けが断続的に入るパターンです
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 数列 | 損益 |
1 | 1 | 敗 | 1 | -1 |
2 | 1 | 敗 | 1,1 | -2 |
3 | 1X2=2 | 敗 | 1,1,2 | -4 |
4 | 1X2=2 | 勝 | 1,1,2 | -2 |
5 | 1X2=2 | 敗 | 1,2,2 | -4 |
6 | 1X2=2 | 敗 | 1,2,2,2 | -6 |
7 | 1X2=2 | 勝 | -4 | |
8 | 2X2=4 | 勝 | 0 | |
9 | 2X2=4 | 敗 | 2,2,4 | -4 |
10 | 2X2=4 | 敗 | 2,2,4,4 | -8 |
11 | 2X2=4 | 敗 | 2,2,4,4,4 | -12 |
12 | 2X2=4 | 勝 | -8 | |
13 | 2X2=4 | 勝 | -4 | |
14 | 4X2=8 | 勝 | +4 | |
15 | 4X2=8 | 勝 | +12 | |
16 | 4X2=8 | 勝 | 4 | +20 |
17 | 4X2=8 | 勝 | +28 |
●シュミレーション表④
ここで紹介する例がこのウィナーズ投資法の最大の危険パターンです。マーチンゲール法、モンテカルロ法を代表とする増額投資法の最大の欠点をシュミレーションしたものです。
マーチンゲール法は大論外、モンテカルロ法も論外ですがウィナーズ投資法はこれらの弱点を克服した最強の攻略法とされています。
特にオンラインカジノという勝負が早いギャンブルで2倍のイーブンベットのゲームが多数ある環境の中では手間も掛かりますがベストかもしれません。
その最大の弱点をシュミレーションして見ます。勝ち負けが交互に現れて数列の数値が大きくなったところで連敗したら最大賭け金(マキシマムベット)を超えてしまうかもしれないということです。こうなれば破綻となります。
4回目以降に1勝1負のが続いてしまうと、損益のマイナス増加は抑えられていますが、徐々に投資金額が膨れ上がっていき23回目以降に連敗をしたら大きな損失になることがわかると思います。
ウィナーズ投資法に限らず増額投資法は1セットを如何に早く消化するかが成功への鍵となっています。下記ように1セットが長くなれば長くなるほどリスクが増加してしまいます。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 数列 | 損益 |
1 | 1 | 敗 | 1 | -1 |
2 | 1 | 敗 | 1,1 | -2 |
3 | 1X2=2 | 敗 | 1,1,2 | -4 |
4 | 1X2=2 | 勝 | 1,1,2 | -2 |
5 | 1X2=2 | 敗 | 1,2,2 | -4 |
6 | 1X2=2 | 勝 | -2 | |
7 | 2X2=4 | 敗 | 2,2,4 | -6 |
8 | 2X2=4 | 勝 | -2 | |
9 | 2X2=4 | 敗 | 2,4,4 | -6 |
10 | 2X2=4 | 勝 | -2 | |
11 | 4X2=8 | 敗 | 4,4,8 | -10 |
12 | 4X2=8 | 勝 | -2 | |
13 | 4X2=8 | 敗 | 4,8,8 | -10 |
14 | 4X2=8 | 勝 | 4,8,8 | -2 |
15 | 8X2=16 | 敗 | 8,8,16 | -18 |
16 | 8X2=16 | 勝 | 8,8,16 | -2 |
17 | 8X2=16 | 敗 | 8,16,16 | -18 |
18 | 8X2=16 | 勝 | -2 | |
19 | 16X2=32 | 敗 | 16,16,32 | -34 |
20 | 16X2=32 | 勝 | -2 | |
21 | 16X2=32 | 敗 | 16,32,32 | -34 |
22 | 16X2=32 | 勝 | 16,32,32 | -2 |
23 | 32X2=64 | 敗 | 32,32,64 | -66 |
24 | 32X2=64 | 勝 | -2 | |
25 | 32X2=64 | 敗 | 32,64,64 | -66 |
26 | 32X2=64 | 勝 | -2 | |
27 | 64X2=128 | 敗 | 64,64,128 | -130 |
28 | 64X2=128 | 勝 | -2 | |
29 | 64X2=128 | 敗 | 64,128,128 | -130 |
30 | 64X2=128 | 勝 | -2 | |
31 | 128X2=256 | 敗 | 128,128,256 | -258 |
32 | 128X2=256 | 勝 | 128,128,256 | -2 |
33 | 128X2=256 | 敗 | 128,256,256 | -258 |
34 | 128X2=256 | 勝 | -2 | |
35 | 256X2=512 | 敗 | 256,256,512 | -514 |
ウィナーズ投資法の評価
ウィナーズ投資法は上記のシュミレーションからも判るように非常に有効な投資法、言い換えてオンラインカジノにおいての必勝法に近いのではないかと思われます。
FXやバイナリーオプションにおいても有料無料を問わずシュミレーターがあるのはウィナーズ投資法に価値があるからで、上記のパターンのように地雷を踏まないように心がけて利用するシュミレーションを自身で持てばいいことです。
ギャンブルには必勝法はありません。オンラインカジノの場合はハウスエッジがあり、FXの場合はスプレッドがあります。この手数料をクリアするには自身で勝率を上げる努力をするのはもちろんですが、損切りをして出直すことも重要なことです。
オンラインカジノにおいては最大賭け金(マキシマムベット)が大きなネックになりますが、連敗、勝ち負けの交互連続が続きここに近づくだけでも増額投資法は積み重ねてきた利益を一気に失いかねないので、ここを如何にクリアするかが重要です。
勝負するか、早めに損ぎり(セットの上限回数を決める)などの自己設定が重要になります。
ウィナーズ投資法を考える
ウィナーズ投資法は上記のシュミレーションからも判るように非常に有効な投資法、言い換えてオンラインカジノにおいての必勝法に近いのではないかと思われます。
最悪のシュミレーションでは20回ぐらいから急速に賭け金が増えていきます。システム上別のシステムでも1セットの幅が大きくなればリスクが増大していきます。
ここで重要なのが単純に法則道理に行うのではなく回数が増えてきたらリスクを回避する方法を考えるべきです。このシステムでは1回勝つと損が大きく減ります。たとえプラスになっていなくてもここで損切りして次のセットに移行するのも手段です。
この手法はオンラインカジノなら特に有効な手法です。リスクをヘッジできるご自身の手法を組み合わせれば必勝法に昇格できるかもしれません。
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