マーチンゲール法の変形で、マーチンゲール法と同様、一回の勝ちでそれまでの負け分を取り返すというものです。
ただ、マーチンゲール法は2倍の配当のある賭けに有効であるのに対して、ココモ法は3倍の配当がある、ルーレット(コラムベット、ダズンベット)に有効な攻略法です。
初回からゲームに負け続け、どんなに長く連敗を喫しても一回の勝利を収めれば損失した金額分以上を取り戻すことができる面で共通していますが、マーチンゲール法と同じく論外な増額投資法なので考えのみを覚え、実際のギャンブルの中で流れのいい時に利用します。
ココモ法の使い方
使い方はとてもシンプルです。
- まずはじめに「1ドル」賭けます。
- 負けたらさらに1ドル賭けます。
- さらに負けたら、今度は直前に賭けた数字と、その前に賭けた数字を合計した数字(ここでは2ドル)を賭けます。
- 勝った時点で1セット終了です。
回数 | 賭け金 | システム |
1回目 | 1 | – |
2回目 | 1 | – |
3回目 | 2 | 1+1=2 |
4回目 | 3 | 1+2=3 |
5回目 | 5 | 2+3=5 |
6回目 | 8 | 3+5=8 |
7回目 | 13 | 5+8=13 |
8回目 | 21 | 8+13=21 |
9回目 | 34 | 13+21=34 |
10回目 | 55 | 21+34=55 |
11回目 | 89 | 34+55=89 |
12回目 | 144 | 55+89=144 |
上記は12連敗したときの賭け金表です。2連敗以上したときには直前に賭けた数字と、その前に賭けた数字を合算した数字を賭け続けていきます。
マーチンゲール方と違い倍額投資法ではないので賭け金の上昇は緩やかです。しかしながら3倍配当を対象にしますので12連敗などはすぐということです。
ココモ法の評価
ココモ法を利用できる3倍配当のカジノゲームはルーレットの「コラムベット」「ダズンベット」です。
連敗した場合の収支と確立を表にしてみると下記のようになります。ココモ法の特徴がよく現れているいます。長く連敗しても1回勝てば利益になるということになりますが問題になるのは確率です。
3倍配当の負ける確立は当然ながら2/3で66.66%です。10連敗の確立は1.73%にもなります。
回数 | 賭け金 | 損失 | 確立 | 勝利利益 |
1回目 | 1 | 1 | 66.67 | 2 |
2回目 | 1 | 3 | 44.44 | 3 |
3回目 | 2 | 6 | 29.63 | 3 |
4回目 | 3 | 11 | 19.75 | 4 |
5回目 | 5 | 19 | 13.17 | 5 |
6回目 | 8 | 32 | 8.78 | 7 |
7回目 | 13 | 53 | 5.55 | 10 |
8回目 | 21 | 87 | 3.90 | 15 |
9回目 | 34 | 142 | 2.60 | 12 |
10回目 | 55 | 231 | 1.73 | 36 |
下記がオンラインカジノの3倍配当ゲームの最高賭け倍率(マキシマムベット)です。カジノによって違いますが、1つが60倍まで、もう1つは実質250倍です。
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このようにココモ法などの増額投資法はリミットにすぐに達してしまうと破綻してしまう可能性があるということは理解しておかなければなりません。
勝率1/3で10連敗する確立は1.73%です。100セットを消化するうちに1.73回は10連敗が起こります。このときの累積の負け金額の合計は231です。もしも10回目に勝てば36の利益です。
ギャンブルに必勝法などはありませんが、増額投資法の中では使い様によっては有効になる可能性が高い戦法です。
ココモ法を考える
ややゆるやかな感じですが、ココモ法の利益獲得は、マーチンゲール法とは違って、後になるにつれて大きく膨らんでいくことが分かります。
3倍配当で連敗してて勝ちにくい攻略法である反面、投資する額はゲームが進んでも少ない金額で対応できるということは数字上からもわかります。
とはいえ、10連敗の可能性は1.73%で決して小さい数字ではありません。
マーチンゲール法も含めた増額投資法は流れがあるときに利用する攻略法です。危険度を意識しながら他のシステムベットと組み合わせて利用していけばいいのではないでしょうか。
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