ギャンブルの世界では知らない人はいないほど有名な攻略法・必勝法で、名前を知らなくてもギャンブルをする人ならば誰でもすぐに考えつくでしょう。
カジノゲームだけではなく競馬、競輪などあらゆるギャンブルに当てはめることができるとても単純で超危険な攻略法です。
負けた時、前のゲームの賭け金を倍にして賭けることで、前のゲームの負け分を全て取り戻す方法で、机上でしたら負けはありません。しかしながらカジノゲームには最高賭け金額(マキシマムベット)が設定されていますので・・
マーチンゲール法の使い方
オンラインカジノではルーレット(赤・黒 奇数・偶数 High・Low)、ブラックジャック、バカラ、シックボー(大・小)など2倍の配当のゲームで利用します。
例えば、ブラックジャックで1ドルを賭けて負けたとします。 そこで次のゲームでは、賭け金を2倍にして2ドルを賭けます。そこで勝てば4ドル(2ドル×2倍)の勝ちとなるので、1回目の負け分を取り戻し、1ドル儲けたことになります。 2ドルを賭けて負けた場合は、さらに次のゲームで2ドルの2倍である4ドルを賭けることになります。
このようにマーチンゲール法とは、負けている間は前のゲームで賭けた倍の金額を賭け続けていくことで、負け分を全て取り返す攻略法です。もちろん勝っている場合は1ドルを賭け続けていきます。
マーチンゲール法の評価
確立1/2のギャンブルでずっと負け続けることは無いだろうと思うところが大きな間違いで、倍倍ゲームをしていくと最初の1ドルが 1→2→4→8→16→32→64→128→256→512 と10回で512倍になってしまいます。
この256ドルを賭けて勝ったとしても1ドルの利益にしかならないということです。下記が10回までを表にしたものです。
回 数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
賭け金 | $1 | $2 | $4 | $8 | $16 |
累 計 | $1 | $3 | $7 | $15 | $31 |
回 数 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | $32 | $64 | $128 | $256 | $512 |
累 計 | $63 | $127 | $255 | $511 | $1023 |
上記の表を見ればわかるように1ドルを稼ぐために10回負ければで1023ドルの損失の可能性があるということです。
1/2の確立ので10回は負けないだろうと思うのは誰でも同じですが確立で0.13%のことが1回でも起こったら地道に稼いだ1ドルの積み重ねが霧散してしまうことになります。
仮に資金は大丈夫だとしてももっと問題なのが、カジノ自身が設定する最高賭け金額「マキシマムベット」の存在です。
上の画像はルーレットの最低賭け金(ミニマムベット)と最高賭け金(マキシマムベット)を表示したものですが2倍の賭けの最低が0.1ドル、最大が500ドルになっています。
0.1ドルの賭けなどはやっていられないので1ドルで勝負と考えても500倍まで、上記表でみると9回連続負けまでしか賭けられないことになります。
1回10ドルで勝負すると6回で上限に達してしまいます。9連敗はの確立は0.25%、6連敗は1.83%となり頻繁に起こることになります。
最高賭け金(マキシマムベット)はルーレットに限らず、ブラックジャック、バカラ、シックボーにも設定されますのでその範囲内でしかできません。ゲームの種類やカジノにもよりますが最高100倍までという設定も多いです。
よって、マーチンゲール法をシステム的に行うことはできませんし、長く続ければ必ずはパンクしてしまうことになります。
マーチンゲール法を考える
マーチンゲール法をシステムで使うことはご法度ですが、カジノゲームをプレイするときの流れを勘案しながらで引き際を決めておけば一回の勝ちでそれまでの負け分を取り返せるというメリットを生かせることが多いと思います。
ギャンブルでもFXでも株式でも一番大事なのはリスク管理と資金管理です。熱くなって1ドルの為に500ドル賭けるなんて愚の骨頂ですので冷静に判断してプレイしましょう。
HOME 攻略法 一覧 マーチンゲール法 逆マーチンゲール法 ココモ法 ダランベール法 グランマーチンゲール法 グランバーレー法 モンテカルロ法 2 in 1法 ウィナーズ投資法 チャンピオンゲーム法 バーネット法 31システム グッドマン法 10パーセント法 ラブシェール法 イーストコーストプログレッション法 ハーフストップ法