2 in 1法はモンテカルロ法に似たシステムで、少し変形した攻略法です。
2回の負けを1回で取り戻す方法で、紙とペンを用意して金額をまず書いて、その左端と右端の数字の合計金額を賭けていきます。負けたら右端に負け金を記入します。
2 in 1法の使い方
オンラインカジノではルーレット(赤・黒)、ブラックジャック、バカラ、シックボー(大・小)など2倍の配当のゲームで利用します。
まず、1単位を決めます。判りやすく1ドルとしてみます。
まずは1ドル
使い方としては紙とペンを用意して1ドルを賭けます。負けたら「1」と記入するところから始まります。ちょっとややこしいので実際にシュミレーションして説明します。
- 1ドルを賭けて勝ちました。1セット終了
- 1ドルを賭けて負けました。紙に「1」と記入します。
- 再び1ドルを賭けて負けました。紙に「1 1」と記入します。
- 次は両端の数字のプラスした金額を賭けます。1+1=2ドルを賭けてます。
- 負けました。負けた金額を紙に記入します。「112」となります。次の掛けは1+2=3ドルを賭けます。
- 負けました。負けた金額を紙に記入します。「1123」となります。次の掛けは1+3=4ドルを賭けます。
- 勝ちました。紙の右端と左端の数字を1つ筒消します。「
1123」となります。次の掛けは1+2=3ドルを賭けます。 - 勝ちました。紙の右端と左端の数字を1つ筒消します。「
12」となります。数字がなくなったので1セット終了で1ドルに戻ります。
もう少し長くシュミレーションして見ます。7連敗スタートとしてみます。
●2 in 1法シュミレーション
記載した数字は1単位です。1単位を1ドルとすると判りやすく理解できます。
- 紙と鉛筆を用意してまず1を賭けます。
- 負け! 紙に”1”と書きます。次も1を賭けます。
- 負け! 紙に”11”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+1=2を賭けます。
- 負け! 紙に”112”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+2=3を賭けます。
- 負け! 紙に”1123”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+3=4を賭けます。
- 負け! 紙に”11234”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+4=5を賭けます。
- 負け! 紙に”112345”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+5=6を賭けます。
- 負け! 紙に”1123456”と書きます。次は両端の数字を足した金額1+6=7を賭けます。
- 勝ち! 紙に”1123456”と書いてある数字の両端を消します。”
1123456”となります。次は両端の数字を足した金額1+5=6を賭けます。 - 負け! 紙に”12345”と書いてある数字の左端に負け金額6を記入します。”123456”となります。次は両端の数字を足した金額1+6=7を賭けます。
- 勝ち! 紙に”123456”と書いてある数字の両端を消します。”
123456”となります。次は両端の数字を足した金額2+5=7を賭けます。 - 勝ち! 紙に”2345”と書いてある数字の両端を消します。”
2345”となります。次は両端の数字を足した金額3+4=7を賭けます。 - 勝ち! 紙に”34”と書いてある数字の両端を消します。数字がなくなりました。1セット終了です。1からはじめます。
2 in 1法の評価
上記を収支を表にすると下記の通りになります。
この種の数字を消していく方法はキャンセレーションシステムといって、モンテカルロ法、ウィナーズ投資法などと同様な手法であり、負けを1回で取り戻すマーチンゲール法とは違い複数回で取り戻すシステムベットになります。
賭け金の上昇は穏やかですが、やはり問題となるのは勝ちと負けが交互に訪れて右端に記載する数字が大きくなってきたときです。左端も最初はなだらかですが増えていきます。
1度大きくなると下記のシュミレーションでも7の連続賭けのようになってしまいます。といってもリスク管理をしっかりすれば有効な攻略法といえます。
この手のシステムベットでは同様なリスクがありますが、ギャンブルですので仕方がありませんね。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
賭け金 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 |
勝敗 | 敗 | 敗 | 敗 | 敗 | 敗 |
収支 | -1 | -2 | -4 | -7 | -11 |
回数 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 7 | 6 | 7 | 7 | 7 |
勝敗 | 勝 | 敗 | 勝 | 勝 | 勝 |
収支 | -4 | -10 | -3 | +4 | +11 |
2 in 1法の評価を考える
オンラインカジノにおいては最大賭け金(マキシマムベット)が大きなネックになりますが、連敗、勝ち負けの交互連続が続くだけでも増額投資法は積み重ねてきた利益を一気に失いかねないので、ここを如何にクリアするかが重要です。
負けを抑えながら勝って行くにはどのようなマネーシステムでも賭け金の上昇は仕方が無いところではあるのですが、穏やかとはいえこの種類の手法は、いずれ破綻(手持ち資金が終わる)するか、最高賭け金額(マキシマムベット)に達するかのどちらかです。
勝負するか、早めに損ぎり(セットの上限回数を決める)などの自己設定が重要になります。自身のスタイルができればとても有効なシステムベットといえるのではないでしょうか。
基本的には
X
です。
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